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本日は走破性について自己満足にも語ってみることにします。けっこう初歩的な内容なんで興味ない人はスルーで。

今年はアレですね。去年までの「山があってないような物」的な考え方があったなかでのリング改定だったので、自由に走り回れない小型機が続出してましたね。

技術的に上れるかどうか....ってのもありますが、上る瞬間のモタツキでスキ取られて攻撃されるのもあって、自分から中央の山を登る小型機はかなり少なかったんじゃないかと。

ただ、最近練習試合とか見てると、やっぱり中央の山を制覇してるロボは強いですね。小型機は攻撃時に登る機会が少なくても、ヒット&アウェイで逃げて体勢整えるときに山登れると結構戦略広がります。上れないロボの方が多いんで、相手を置き去りにして逃げることが出来る事のメリットは大きい。最近練習してるとその辺を痛感する。

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KING MANGOは横幅250ギリギリなので、リング中央の小山を超えるとき、跨いでもたつく動作が入ります。

絵を見て解る通り、外側の足が設置しているときに内側の足が地面に擦れてしまうんですよね。この所為で後ろに下がろうとする動力が働くのでモタツキます。

要は内側の足が擦れないようにすればいいわけですね。

ca520d32.JPG086f451e.JPG6f62b3e2.JPG







考えられる解決方法2案のうち、簡単な方から説明。

KING MANGOのカムヘッケン足は3mm7000系アルミ構成で剛性はかなり高い。また、Φ2の横ピン3本で動力を伝えているため、隣り合う足の間隔は調整が簡単、中間にはさむカム用スペーサの幅を変えるだけです。こいつを取っ払えば、隣り合うカムの間隔はゼロとなり、内側の足が山に擦れることはなくなります。そういう仕様で設計してるから。

でも今回は外せません。

図面には記載されていませんが、足先には3mm厚用の窓枠ゴムが採用されています。隣り合うゴムが干渉するのを避けるためにカムスペーサで幅を取っているためなんで、足の間隔が狭くなるとゴムが干渉してしまいます。
前作のMANGOでは足ゴムを東急ハンズのノンスリップゴム(薄型シールタイプ)を使用していたので干渉の問題は無かったけど、それだと高機動仕様では一試合中に寿命が持たないから、今は窓枠ゴムを採用。高機動型でないのであれば、ノンスリップゴムでも十分持つかと。

もう一つの解決策はカムの回転半径を大きくすること。

絵の現行機では回転半径10mmで設定されている為、接地してない内側の足は地面から20mmの高さを振り上げることになります。(厳密には位相によって変わるが。)
次回作では回転半径を15 or 20ぐらいに設定するつもり。20だったら足を40mm振り上げることになるから、まず擦れることは無いだろうと。.....とまぁ、その辺はサイズ的に搭載できるかどうかを今後の設計で要検討となりますが。



......とここまで小型機の走破性を語っていますが、たぶん次回作は転倒式中型機となる予定。なので語っている事全て搭載するかどうかはかなり怪しいところw

新型のイメージは大分固まっているので、その辺は図面が進んでから気が向いたら公開の方向で。
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ddcfb423.JPG





複数のCAD使い分けが超メンドイ。
でも一度コレでステアリング設計しちゃうと今更2Dには戻れませんね。

af43de6b.JPG






でも電磁ブレーキはローテクです。いやだって誤作動ないしコレ。
最近、ちょっと使い方が解ってきたMMですコンバンハ。(更新頻度が少ないのはご愛嬌ということで)

MANGO-face.JPG





さて、M@NGO説明の続きだったかな?


機構上最大の特徴は他でもないステアリングなのだが、

理科大の試合中に「足が負荷で止ってるよ!?」とか言われたのが悔しいので

ここでしっかり解説させていただきます。アレは仕様ですから!!

6cae9a98.jpg9929e00a.jpg9d19e716.jpg






左:通常走行時  中央:ステアリング角45°  右:ステアリング角70°(最大)

上記図を見てのとおり、舵を大きく切っていき、
その角度が最大となった時のみ内側にブレーキを掛けるというもの。

これを最高速度時に使用すると、最高速度のまま信地旋回が可能であり
スムーズに相手に回りこむことが可能........という妄想モードです。


実際には小型超高速機は最高速で走るだけで山に弾かれてしまう為、
そもそもトップスピードで回り込むという状況が存在しないのが今のリングでの現状だったりする。

また、一度止ってステアリング最大角で曲がろうとすると、予想よりも信地旋回が早すぎるため、
細かな角度調整がほとんど出来ませんオチ。

ついでにいうと、ミドルレンジアームを使っていると、小回り重視の足回りは必要ありません。

むしろ相手の近くで小回りしても、ミドルじゃアームを当てられません。



たぶん、一番相性がイイアームはゼロ射撃距離OKの連続回転系のアームなんだろうな。ブレード回転や高速クランクアームとかとか....




ってか、その辺は設計段階である程度解ってはいたが、あえて今回はミドルレンジの翼で攻撃する仕様にしてます。
弱点はずっと目をつぶってました。






そういう道を選んだのです。機体性能ではなく愛を!!

機体を愛せる事って、何よりも大事ですよね?
今年の機体 KING M@NGO
IMG_1186.JPG
すでに何度か試合に出ており、
小型高速機としてMAX速度も加速も過去の機体中ダントツ1
本人大変満足の機体...ではあるが、
ほとんど勝てない子。(;w;


今回はステアリング仕様により高機動力を求めたが、
1)山を正面から全速力で上ろうとすると弾かれる
2)後輪ステアはミドルレンジアームと相性・悪
という2点の理由から、操縦者シンクロ率が全然上がらない現状。

愛はあるんだよ愛は。でもこの子は応えてくれないんだよっ!?

今はVテールとの併用により、なんとか戦えるレベルに操縦できるようになったが、Vテール使うとステアリングあんまり使わなくなるんだよねコレw

現状は小型高機動ロッドアーム機として練習用機体にはなるが、次回作でどこまでコンセプトを引き継ぐかは限りなく怪しい。(むしろドラゴンデザイン以外は何も引き継がない可能性もあり!?)

どちらにしても、小型機としての走破性を高められないと現状ステアリングの意味はなさそうだ。

いっそ中型機(350×350)の同位相ステアリングでもいいんだがね。
あるいは横ステップ用の足を追加するとかさーw


あと今後いろいろ追加するなら、まちがいなく重量過多問題が壁となってぶつかってくるね。
ってか、バッテリーがでかすぎてでかすぎて....これ以上詰められるのかと半信半疑。



まぁ....その前にブレイブEX作る約束しちゃったし。あっちは破壊モードまっしぐらでもいいよねきっとw
元来、小型高速機の真価は高速連続回転系アームによる手数勝負の体当たりだし。
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